⑤-4-3-3-7.全摘手術後(再発時)の放射線治療

手術の評価

リンパ節転移

事前にはほとんど分からない手術して初めて分かる

高リスクにおけるリンパ節転移の率

⇒23.7%

※転移の平均的大きさ:1.8mm

大半のリンパ節転移をCT検査で見逃している再発因子

※CTでは8mm以上でないと映らない

■追加治療

・術後のフォローアップ

再発

化学的再発(PSA値の上昇)

画像検査CT、MRI、骨シンチでは検出できない段階

PSMA-PET保険外診療自己負担/¥30万円程度

・放射線治療を行うために

化学的再発の段階では

PSMA-PETでがん細胞を特定する必要がある

⇒IGRT(画像誘導放射線治療)の検討

・まとめ

■放射線治療計画ガイドライン2020年版

■4.線量分割

尿失禁などの有害事象を避けるため

十分尿禁制を保つことができるようになってから治療を開始する。

■前立腺がんの進行度と治療選択肢

<参考情報>

全身MRI(DWIBS:ドゥイブス)ならガン細胞が発見できた

従来の画像検査:骨シンチで発見できないガン細胞

限局ガンと判断していた

既に脊椎に転移していたのを見逃していた

※転移部には放射線治療に関する前向き臨床試験(三重大)

■前立腺のリンパ節転移

・リンパ節郭清

拡大郭清すると40個も発見

転移性陽性率の推移

15.8%(2015年)

高リスクにおけるリンパ節転移の率

⇒23.7%

・転移の平均的大きさ:1.8mm

大半のリンパ節転移をCT検査で見逃している再発因子

CTでは8mm以上でないと映らない

<参考情報:病期診断>

ステージ診断(CT、MRI、骨シンチ検査に基づいて)

限界がある(ファジーな判定になる)

手術してみないとリンパ節転移は分からない

<参考情報:Microsoft Copilotの回答>

CTでは8mm以上でないと映らない

・DWIBS法は8.5mm以上のリンパ節転移を検出するのに適しているとされています

超音波検査では約5mm以上のリンパ節転移を検出することが可能

ただし、検出精度は使用する機器や技術、検査を行う医師の経験によっても異なるため、より小さな転移を見逃す可能性もあります

MRI検査では約8mm以上のリンパ節転移を検出することが可能

PET-CT検査では約4mm以上のリンパ節転移を検出することが可能

高リスク症状におけるリンパ節転移率の推移と大きさ

・転移の平均的大きさ:1.8mm

大半のリンパ節転移をCT検査で見逃している再発因子