南海トラフ地震とセットで起きると想定される富士山噴火がもたらす降灰影響~日常生活継続計画~

ベストな対応は事前避難を実現していることである

噴火発生のニュースを知ったら躊躇せず即避難行動開始

最悪の避難対応

わずかな降灰で鉄道運行は麻痺する

初回の噴火時において降灰微量でも運行停止する

出典:https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/01935/021500005/ 交通インフラを襲う富士山噴火、鉄道・高速道路各社の対応は十分か 日経クロステック/日経コンストラクション 奥山晃平  https://www.nhk.or.jp/ashitanavi/article/3048.html 明日をまもるナビ:【富士山噴火】火山灰が東京に与える影響、被害とは? 徹底検証(4)

出典:https://www.bousai.go.jp/kazan/kouikikouhaiworking/index.html 内閣府 

https://youtu.be/JTuqa4R7RO0

出典:[明日をまもるナビ] 富士山噴火で火山灰・首都圏で起こること | NHK

参考)https://www.bousai.go.jp/kazan/kouikikouhaiworking/index.html

出典:https://www.youtube.com/watch?v=Ko_VD1tBbZo&ab_channel=%E6%97%A5%E3%83%86%E3%83%ACNEWS

富士山噴火 3時間後の火山灰到達範囲

・もし宝永噴火と同規模の大噴火が起こったら、一体どうなるのか?

⇒国の検討会の降灰シミュレーション結果

出典:https://www.nhk.or.jp/ashitanavi/article/3046.htm NHK:明日をまもるナビ:火山灰の脅威に備える 徹底検証 富士山噴火(3)

出典:https://www.data.jma.go.jp/vois/data/tokyo/STOCK/kaisetsu/qvaf/qvaf_class.pdf 気象庁

出典:https://www.tokyo-np.co.jp/article/17345 東京新聞 2020年3月31日 

・降灰の分布状況の時間変化(ケース「2:西南西風卓越:15日目)

出典:https://www.bousai.go.jp/kazan/kouikikouhaiworking/pdf/syutoshiryo_01.pdf         令和2年4月大規模噴火時の広域降灰対策検討ワーキンググループ

出典:左図)内閣府 南海トラフの巨大地震モデル検討会 右図)気象庁

将来発生確率の評価では具体的な避難行動(計画諸検討)に結びつかない

出典:https://www.pref.ehime.jp/h41000/5747/taishin/documents/nankaijishinn31.pdf 愛媛県

具体的な諸検討行動に繋げる為に『一つの仮説』に照らし合わせてみる

出典:https://www.youtube.com/watch?v=zpEXTV4p6Yg 京都大学レジリエンスフェスティバル_自然災害レジリエンスpart1「迫り来る地震発生と火山噴火の可能性」解説:鎌田浩毅

■古文書から見た富士山噴火・噴気などの記録と噴火時期

出典:サブタイトル ⑤ 今年316年、宝永からマグマを溜め続けた富士山・・次の大噴火は「これまでにないステージの始まり」となるか  鎌田 浩毅氏(京都大学名誉教授)の記事(2023.12.15現代ビジネス)を転記~より

時間予測モデル

次の地震までの間隔と前回の地震のすべり量は比例する、というモデル

⇒物理的には、プレート境界ではひずみが一定の割合で溜まっていき、

⇒ひずみがある大きさに達すると地震が発生する、というモデル。

⇒このため、前回の地震で解放されたひずみが大きいほど、

⇒次の地震が起きるレベルまでひずみが溜まる時間が長くなるモデル。

・地震調査委員会で行っている、活断層や、海溝型地震の長期評価で、

時間予測モデル』を用いて南海トラフの長期評価をすると

⇒南海トラフでは、

⇒断層のずれの量の代わりに

高知県の室津港の隆起量を用いている

⇒室津港では、宝永地震(1707 年)、安政南海地震(1854 年)、昭和南海地震(1946 年)の3回の地震での隆起量が知られている。

時間予測モデルを使うと、次の地震までの間隔は88.2 年(発生予測は2034年)となり

3地震の平均発生間隔「114 年」より短くなる

(341年(1605→1707→1854→1946)÷3≒114年

出典:https://www.youtube.com/watch?v=zpEXTV4p6Yg

出典:https://www.youtube.com/watch?v=zpEXTV4p6Yg

巨大地震が噴火を誘発するメカニズム

出典:左上図)内閣府 南海トラフの巨大地震モデル検討会 右上図)NHK:明日をまもるナビ:火山灰の脅威に備える 徹底検証 富士山噴火(3) 左下図)https://www.youtube.com/watch?v=zpEXTV4p6Yg 

■噴火予測が難しい富士山の特徴

富士山のマグマは桜島などと違い、サラサラのマグマです。

噴火直前に地震が起こり始め、すぐに噴火してしまうこともあります。

出典:https://www.youtube.com/watch?v=zpEXTV4p6Yg

出典:https://www.youtube.com/watch?v=zpEXTV4p6Yg 

出典:https://www.youtube.com/watch?v=qFXeS4VMex8(左図、真中図)

■富士山ハザードマップ改訂(2021年3月)

出典:https://www.youtube.com/watch?v=cohmB_LHD-Y  ANNnewsCH もし富士山が噴火したら…火山学”権威”が被害予測(2021年5月14日)

もし富士山が噴火したら…火山学“権威”が被害予測(2021年5月14日)

時間予測モデルの計算事例

・南海トラフ地震の時間予測モデル

⇒次回の発生予測は2034年

出典:http://uenosato.net/daichi/2_jishin/3_sonae/3_nankai/nankai_2_3_2.html 発見!地球号~滋賀の大地~

■富士山噴火予測のシナリオ(仮説)

出典:https://president.jp/articles/-/37438 京大火山学の権威が断言「富士山に大異変」…コロナ後に「日本沈没」は現実だ 噴火前にみられる数々の兆候  (京都大学名誉教授 鎌田浩毅) 

宝永噴火は直前の2つの巨大地震が

富士山のマグマだまりに何らかの影響を与えて噴火を誘発したと考えられている。

例えば、地震後にマグマだまりにかかる力が増加し、マグマを押し出した可能性が考えられる。

また、巨大地震によってマグマだまりの周囲に割れ目ができ、

マグマに含まれる水分が水蒸気となって体積が急増し、

外に出ようとして噴火を引き起こしたとも考えられる

出典:右上図)内閣府 南海トラフの巨大地震モデル検討会  左下図)https://www.youtube.com/watch?v=zpEXTV4p6Yg 

■噴火のタイプは大別して3種類

注)水蒸気噴火は、火山噴火の予知が一番難しいタイプの噴火(御嶽山の噴火)

出典:https://kagakubar.com/earth/15.html 火山噴火予知は可能か?(4) 

①水蒸気噴火(図4左、水蒸気爆発とも言われる)

地下水を含む地層(帯水層と言います)とマグマは直接触れませんが

地下水がマグマに熱せられて水蒸気になり、

噴火を引き起します。

②水蒸気マグマ噴火(図4中、マグマ水蒸気爆発とも言われる)

マグマと地下水が直接触れ合って、

水蒸気が大量に発生することにより噴火を引き起すタイプです。

⇒このとき、マグマ本体も細かく壊れるので

⇒水蒸気とマグマの欠片が火口から一緒に噴き出しています。

③マグマ噴火(図4右)

マグマ自体が山頂直下まで上がってくる際に、マグマの中で火山ガスが発生し、

この圧力が噴火を引き起します。

■火山噴火のプロセス

火山ガス

⇒地球の表面を覆うプレートが陸の下に沈み込むときに、

⇒大マントルの一部が溶けてマグマができるといわれている。

出典:https://kagakubar.com/earth/08.html 想定外と想像内の狭間で(2) 第8話

・マグマは

⇒周辺の岩石よりも比重が軽く、高温な液体のため、

⇒地表から5~20kmの場所まで上昇して留まります。

⇒これをマグマ溜まりという。

出典:https://kagakubar.com/earth/01.html 世界一深い穴でもまだ浅い 第1話

・マグマには、

水蒸気をはじめとするさまざまなガスが溶け込んでいて、

⇒上昇によって圧力が減ると

⇒その体積が徐々に増えていきます。

マグマの体積が増えると

地表に出ようとする力が働く。

⇒マグマが地表に出ようと上昇することで、

⇒さらに圧力が下がるため、

この現象が加速度的に進行。

マグマが一気に火道を上昇して、火口を押し開いて噴火する。

出典:https://www.tokiomarine-nichido.co.jp/world/egao/taio/volcano/mechanism.html 東京海上日動

■1703年12月31日未明に発生した元禄地震(海溝型地震)

地震規模は

マグニチュード 7.9~8.2 とされ

南関東一円で甚大な被害を出した。

出典:上図)https://www.youtube.com/watch?v=S4jDuyqm_D0 下図)https://www.youtube.com/watch?v=SQ3ReZR16Vw

出典:https://www.gsj.jp/data/chishitsunews/05_01_04.pdf 海岸段丘が語る過去の巨大地震 穴倉 正展 氏

出典:https://www.youtube.com/watch?v=qFXeS4VMex8 地震講座第2回「不運な綱吉 南海トラフの巨大地震」(寒川旭さん)

出典:https://www.bousai.go.jp/kyoiku/kyokun/pdf/genroku_light.pdf 1703 元禄地震 報告書(平成25年3月 内閣府(防災担当))

出典:関東が危険すぎる!巨大地震と強い関係がある“急激な隆起”が確認されています  人が死なない防災)https://www.youtube.com/@user-ti6iu9yu5g/featured