■講演3「前立腺がん、知ってほしい放射線治療の今」 青木昌彦




■前立腺は動く
・前立腺の周囲1㎝を含めえ照射する必要がある
⇒照射量は70Gyが限度

■1990年代の改善策

■2000年代の改善策

■2010年代の改善策


■照射回数の比較
・通常分割も寡分割も有意差が無い

■更なる照射回数の低減
・サイバーナイフ:5回照射

■ガイドラインでは

■副作用
・急性期反応と晩期反応
・予防策
⇒IMRTを推奨

■IMRTの(強度変調放射線治療)の成績
・IMRT vs 3D-CRT

■直腸障害対策
・Space OAR(ハイドロゲル)
⇒10秒程度でゼリーの注入完了
⇒7年程前に製造承認

■3か月間保持(8週の放射線治療に余裕)、6ヵ月後加水分解で消失

■重粒子線治療
・Bragg peak(ブラッグ・ピーク)
⇒身体表面からの照射深さに制限が加えられる
⇒ビームの寸止めが出来る











■処方線量の届く距離が短い
・シードでは2~5㎜
⇒前立腺と直腸の距離が2~3㎜


■前立腺の体積測定

■前立腺ガンが発生しやすい辺縁部に高い照射が出来る

■適応外患者
・大きな前立腺





■BEDを200Gy達成する為に
・シード+外部照射

■高リスク前立腺ガン:BED>200Gy
・3者併用治療(短期ホルモン療法 vs 長期ホルモン療法)
⇒累積PSA再発率、累積PSA再発率+死亡率、累世遠隔転移率、全生存率比較
⇒相違は無かった
⇒長期ホルモン療法は不要になる?
⇒遠隔転移を抑えられる可能性も





■転移
・3つの区分





■今後期待される治療法
・リガンド(受容体)に結合
※mRNAのようなイメージ?

■ルテチウム:FDA承認
※数年後に日本でも承認の期待もされている


