●火山灰を防ぐ服装や装備
2000年の有珠山噴火や、2011年の鹿児島県新燃岳の噴火など、多くの火山取材の経験を持つ二宮解説委員は、火山灰が降り続く中での服装を紹介しています。
- 花粉症対策で使うような「ゴーグル」
- 密着して隙間の全くない「防じんマスク」(粉塵作業用)
- 表面がツルツルした「ナイロン製のジャンパー」
(建物の中に入る時に簡単に火山灰を払い落とすことができる)
・マスク
火山灰を吸い込むと、せきや息苦しさ、のどが痛くなるなどの症状が出てくるほか、呼吸器疾患を悪化させる恐れがあります。
火山灰を吸い込まないよう、防塵能力が高いマスクを用意。
・ゴーグル
⇒火山灰は、塵のように細かい上、角が尖っているため、目に入ると角膜を傷つける恐れがあります。
⇒火山灰が目に入らないように、防塵ゴーグルを備えておくと安心。
・レインコート
⇒皮膚に火山灰が付くと単純に不快というだけではなく、尖った角で皮膚を傷つけることもあります。
⇒外出時に着用できるよう、レインコートを準備しておけば、火山灰から皮膚や洋服を守ることができます。
出典:https://www.tokiomarine-nichido.co.jp/world/egao/taio/volcano/defense.html 東京海上日動
■大規模災害の発災直後の医療は
■被災者の救命を目的としていますので主に緊急性の高い患者の診療を行う。
・これは発災直後から数日間続きます。
⇒その後、避難所にいる方の診療、クスリへの対応が始まります。
今回のような大規模災害などで病院の受診が困難な場合、
特例で病院を受診しなくても薬局でクスリを受け取ることができるケースがあります。
ただし、誰でも受け取れるというわけではありません。
お薬手帳(もしくはお薬説明書)で
継続的に服用・使用している
クスリの内容が
確認できる必要があります。
⇒正確に言うと、そういった情報をもとに調剤しクスリが交付されるのですが、
⇒事後で病院や診療所から処方箋を発行してもらうという流れになります。
ここで注意してもらいたいのが、
あくまで「継続的に服用・使用しているクスリに限る」という点です。
■体育館の冷たい床に今も雑魚寝、高齢被災者に過酷な避難所…「このままでは関連死防ぐの難しい」
(出典:読売ONLINE 2024/02/02 https://www.yomiuri.co.jp/medical/20240202-OYT1T50032/)