⑤-4-2.前立腺ガン診断

■診断薬の承認推移

■最新の診断薬

■PSA数値が上昇傾向で生検前の診断種類

◆従来前立腺ガン診断 VS 最近保険収載・承認された診断薬

◆MRI画像検査

■モーフェスタキャンサーフォーラム2020 – 講演2「前立腺がんの診断・リスク分類・治療選択」 藤井 靖久

転記先:https://www.youtube.com/watch?v=NZxmLAjxGo0&t=1009s&ab_channel=%E3%80%9C%E5%89%8D%E7%AB%8B%E8%85%BA%E3%81%8C%E3%82%93%E6%82%A3%E8%80%85%E3%83%BB%E5%AE%B6%E6%97%8F%E3%81%AE%E4%BC%9A%E3%80%9C%E8%85%BA%E5%8F%8B%E5%80%B6%E6%A5%BD%E9%83%A8

・今のところはMRI画像評価になる

現状、分類したいが実態がよく分からない

・PSAは一種の酵素

・PSAはガン炎症でバリアが壊れ、血管に漏れる

・①タンパク質の比

・②.前立腺の大小でも評価が変わってくる

前立腺が小さいなら、

同じPSAの値でもよりガンが疑われる

・素人でもグリソン4+4の画像が識別できる

・全摘手術したた後に左側にグリソン3+3のガンが発見された

MRIでは低リスクガンの検出に難がある(結果的にOKであるが)

・生検の陰性的中率:74%

見逃しが26%もあり、安心できない

※MRI画像を読み取る能力が高い熟練者が前提での結果

・MRI標的生検の期待

・MRIの評価

⇒PI-RADA-2

・PI-RADS評価

3以上で生検をする

・電磁波を使い、動きのある物体(前立腺)でもピッタリ位置合わせ

・再生検ではMRI標的生検を推奨

■再発(PSA値上昇)

PSMA-PET(保険外診療:自己負担/¥30万円程度)

小さな病変を検出できる

⇒具体的な行動・意識決定が出来る

CT、骨シンチでは検出できない小さな病変

■PSMA-PET検査

初期病気診断をより正確に

再発部位をより正確に診断

PSMA-PETによるPSAの値<0.5未満

再発の発見率:約40%

注:再発の閾値(手術:0.2,放射線:2.0)

※PSMAーPETとは前立腺ガン特異タンパク質を検出するPET検査

事例

CTではリンパ節転移が発見できず

PSMA-PETでは矢印部の転移部位を発見

全医者が待ち望んでいる検査

放射線治療の選択肢が取れる

ガン細胞の部位が特定できる

ガン細胞の部位が特定できなければホルモン療法になる

ガンの転移確認

準備に手間がかかり病院経営にはマイナス

保険収載、3割負担¥6,000円

■DWIBS vs 骨シンチ⁺CT性能評価比較

・骨への転移評価

■再発