■診断薬の承認推移

■最新の診断薬

■PSA数値が上昇傾向で生検前の診断種類
◆従来前立腺ガン診断 VS 最近保険収載・承認された診断薬

◆MRI画像検査


■モーフェスタキャンサーフォーラム2020 – 講演2「前立腺がんの診断・リスク分類・治療選択」 藤井 靖久






・今のところはMRI画像評価になる
⇒現状、分類したいが実態がよく分からない










・PSAは一種の酵素


・PSAはガンや炎症でバリアが壊れ、血管に漏れる



・①タンパク質の比
・②.前立腺の大小でも評価が変わってくる
⇒前立腺が小さいなら、
⇒同じPSAの値でもよりガンが疑われる









・素人でもグリソン4+4の画像が識別できるが

・全摘手術したた後に左側にグリソン3+3のガンが発見された
⇒MRIでは低リスクガンの検出に難がある(結果的にOKであるが)





・生検の陰性的中率:74%
⇒見逃しが26%もあり、安心できない。

※MRI画像を読み取る能力が高い熟練者が前提での結果
・MRI標的生検の期待


・MRIの評価
⇒PI-RADA-2


・PI-RADS評価
⇒3以上で生検をする






・電磁波を使い、動きのある物体(前立腺)でもピッタリ位置合わせ





・再生検ではMRI標的生検を推奨










■再発(PSA値上昇)
・PSMA-PET(保険外診療:自己負担/¥30万円程度)
⇒小さな病変を検出できる
⇒具体的な行動・意識決定が出来る
※CT、骨シンチでは検出できない小さな病変


■PSMA-PET検査
・初期病気診断をより正確に
⇒再発部位をより正確に診断
・PSMA-PETによるPSAの値<0.5未満
⇒再発の発見率:約40%
注:再発の閾値(手術:0.2,放射線:2.0)
※PSMAーPETとは前立腺ガン特異タンパク質を検出するPET検査

・事例
・CTではリンパ節転移が発見できず
⇒PSMA-PETでは矢印部の転移部位を発見
※全医者が待ち望んでいる検査



■放射線治療の選択肢が取れる
・ガン細胞の部位が特定できる
⇒ガン細胞の部位が特定できなければホルモン療法になる

■ガンの転移確認






・準備に手間がかかり病院経営にはマイナス
⇒保険収載、3割負担¥6,000円

■DWIBS vs 骨シンチ⁺CT性能評価比較
・骨への転移評価




■再発
