■低リスク
・監視治療が主
⇒進行性が低い
■中間リスク
・岡本氏の治療実績(当院での中間リスク)
⇒小線源治療で再発率 388例中2件が再発(0.5%)
⇒同じ小線源治療でも熟練度で差が生じる
■何故、手術で再発率が30%前後になる理由
・切除断端陽性と被膜外浸潤(1ミリ~2ミリ)の問題
■高リスク
・手術(前立腺全摘出)の再発率は極めて高い(60%)
⇒小線源治療が候補
■病理の本質を知る(岡本先生の見解)
・被膜外から1㎜等の浸潤を予測(計測)する手法が無い
⇒ガンは被膜の近くにできる
⇒転移性か非転移性しか患者に説明しない
⇒非転移なら治るべきである
⇒よって限局ガンか浸潤ガンは言わない
■病理の本質を知る
・再発
・再発定義の数値は便宜上の数値である
⇒身体の中にガン細胞が残っている(例:6年後の検査(前立腺全摘出)0.18)
■本来なら再発している(青色の数値)
・論文上(エンドポイント)の便宜の数値
■放射線治療後 5年 PSA=1.8 のその後の生存曲線(生存率:80%)
・便宜上の再発基準数値:PSA>2.0
⇒便宜上の数値による評価では良き治療である
⇒10年後の生存曲線をみれば半分までに生存率が低下
⇒局所ガンの発生(ガン細胞が取り切れていない)
⇒果たして良き治療だったと判断できるか?
■再発予測因子
■現状認識
・前立腺
⇒再発は相当高頻度
⇒製薬業界のターゲット市場
■非転移性前立腺ガンの治療
・非常に複雑である
■再発による『ホルモン治療』
・抵抗性が生じ、治療継続がストップ
⇒抗がん剤治療に切り替え(高価な治療薬)
⇒経済的にも厳しくなる
■前立腺ガンの治療種類
■製薬業界・病院経営層に対する警鐘
■治療費用比較
・IMRTは4万ドル超
⇒小線源は2万ドル
■IMRT(Intensity-modulated Radiation Therapy)
⇒コンピュータ制御で不均一な放射線を様々な方向から照射し
⇒腫瘍の形状に一致した線量を投与
<参考情報>
・位置合わせの技術進化
⇒画像誘導IGRT
・裏図けるデータ
・メリーランド州の裁判所から禁止命令
・経済的破綻者の続出