⑤-4-2-2-4.IMRT(強度変調放射線療法)

■講演3「前立腺がん、知ってほしい放射線治療の今」 青木昌彦

出典:https://www.youtube.com/watch?v=HDwHsdiizuU&ab_channel=%E3%80%9C%E5%89%8D%E7%AB%8B%E8%85%BA%E3%81%8C%E3%82%93%E6%82%A3%E8%80%85%E3%83%BB%E5%AE%B6%E6%97%8F%E3%81%AE%E4%BC%9A%E3%80%9C%E8%85%BA%E5%8F%8B%E5%80%B6%E6%A5%BD%E9%83%A8

前立腺は動く

前立腺の周囲1㎝を含めえ照射する必要がある

照射量は70Gyが限度

■1990年代の改善策

2000年代の改善策

2010年代の改善策

照射回数の比較

・通常分割も寡分割も有意差が無い

更なる照射回数の低減

・サイバーナイフ:5回照射

■ガイドラインでは

副作用

急性期反応と晩期反応

・予防策

IMRTを推奨

IMRTの(強度変調放射線治療)の成績

・IMRT vs 3D-CRT

■直腸障害対策

・Space OAR(ハイドロゲル)

⇒10秒程度でゼリーの注入完了

7年程前に製造承認

3か月間保持(8週の放射線治療に余裕)、6ヵ月後加水分解で消失

重粒子線治療

Bragg peak(ブラッグ・ピーク)

身体表面からの照射深さに制限が加えられる

ビームの寸止めが出来る

処方線量の届く距離が短い

シードでは2~5㎜

前立腺と直腸の距離が2~3㎜

前立腺の体積測定

前立腺ガンが発生しやすい辺縁部に高い照射が出来る

適応外患者

大きな前立腺

BEDを200Gy達成する為に

・シード+外部照射

高リスク前立腺ガンBED>200Gy

・3者併用治療(短期ホルモン療法 vs 長期ホルモン療法)

累積PSA再発率、累積PSA再発率+死亡率、累世遠隔転移率、全生存率比較

相違は無かった

長期ホルモン療法は不要になる?

遠隔転移を抑えられる可能性も

■転移

・3つの区分

■今後期待される治療法

・リガンド(受容体)に結合

※mRNAのようなイメージ?

■ルテチウム:FDA承認

数年後に日本でも承認の期待もされている