■くらしあんしんサポート事業
親族がいない、あるいは協力が得られない方の不安を軽減し、誰もが安心して人生の最後を迎えることができるような地域にすることを目的として「くらしあんしんサポート事業」を創設しました。
日頃から助け合えるなかまづくりをする「ライフエンディング喜楽会(互助会)」へ入会していただき、互助会連動型でサービス提供を行います。
くらしあんしんサポート事業のパンフレットを下記のリンクから閲覧、ダウンロードできます。





出典:https://chita-kenri.or.jp/chita-kenri_wp/wp-content/uploads/2025/09/kurashi-support.pdf
■損保大手とNPOが異色コラボで新保険 おひとりさま高齢者の終活
出典:https://news.yahoo.co.jp/articles/8955e4057853ba1a9723d17c15d8a8fc5917bf36
身寄りがなく、蓄えや所得が少ないお年寄りでも、保険を活用することで安心して死後の手続きを任せられる新サービスを、大手損害保険会社と愛知県内のNPO法人が始めた。 【写真】子どもと疎遠で頼れる身寄りのない男性の選択 これをモデルケースに全国に展開する構想だ。
保険を組み込んだおひとりさまへの終活支援を9月から始めたのは、愛知県知多市にあるNPO法人・知多地域権利擁護支援センターと、業界最大手の東京海上日動火災保険という異色のコラボ。

保険を組み込んだおひとりさまへの終活支援を9月から始めたのは、愛知県知多市にあるNPO法人・知多地域権利擁護支援センターと、業界最大手の東京海上日動火災保険という異色のコラボ。
センターは知多半島にある4市5町(半田市、常滑市、東海市、知多市、阿久比町、東浦町、南知多町、美浜町、武豊町)から委託を受け、成年後見や権利擁護支援を行っている。
センターは昨年10月から、身寄りのない高齢者の生活を支える「くらしあんしんサポート事業」を始めた。
当初は身寄りのない高齢者らへの月1回の訪問、週2回の電話による見守りに加え、亡くなった際に火葬など死後事務を行うことを「基本プラン」とし、利用者から月額5千円の利用料のほか、20万円の「預託金」を徴収していた。
これが所得の少ない高齢者にとってネックになり、相談を受けても預託金を支払えないために利用を断念するケースが相次いだ。
そこで、預託金なしでサービスを受けられる仕組みができないかと同センターが旧知の障害者向けの保険を扱う「ぜんち共済」(東京)に相談。東京海上日動につながり、ともに開発することになったという。
どんな仕組みなのか。
約束したサービスを行うための費用を保険で賄う「約定履行費用保険」の枠組みを利用する。
保険契約を結ぶのは東京海上日動とセンターで、センターが保険料を支払い、利用者が亡くなった際の火葬などにかかった実費を東京海上日動に保険金として請求する。
利用者は預託金を支払わずに契約できる一方、月額利用料と年齢ごとに設定された保険料相当額にあたる掛け金をセンターに支払う。
センターは集めた掛け金から保険料を一括して東京海上日動に納める。
頼れる身寄りがなく、40歳以上であれば誰でも加入でき、60~74歳で契約すれば、月額の保険料は終身で1千円台。
生命保険と違い、病気など健康状態を告知する必要はない。
余命宣告を受けた場合は預託金での支払いとなる。