⑤-4-3-1-1.超低リスク(群)~PSA監視療法~

超低リスク群

・2010年以降、NCCNのガイドラインでは、

低リスク群の中でもとりわけリスクが低いと思われるものを

「超低リスク群」(very low lisk)と分類し、

⇒以下の二つの理由から、年齢とは関係なく

「PSA監視療法」を第一選択として強く勧めるようになりました

①ほぼ確実に「ラテントがん」と言えること

②過剰治療をできるだけ避けたい

「超低リスク(群)」の要件とは、

・「低リスク群」に必要な要件を備えていると共に、以下の要件のすべてを満足する場合です。

生検コアサンプルの陽性が3本未満

陽性コアの癌占拠率が5%以下

PSAデンシティ(PSA値をPSA体積で割ったもの)が0.15以下

※Microsoft Copilotの回答では:T1a前立腺癌のPSAデンシティ(PSAD)の基準値は、一般的には0.15以下ではなく、0.25以下とされています2。つまり、PSADが0.25以下であれば、T1a前立腺癌に該当する可能性があります。

出典:https://pros-can.net/01/01-2.html#301