■転移疾患








・事例:PSMA-PET検査で転移部の同定(オーストラリアにて)
⇒標的放射線治療の実施



■全身拡散強調MRI(DWIBS)vs CT
・CT:転移数が限られている⇒小さい転移部は表示できず
・全身拡散強調MRI(DWIBS)⇒多数の転移部の表示も可能になる
※病変の広がりをできるだけ正確に評価する事が大事
⇒画像診断技術の特徴及び長所・短所とその限界を評価して使い分ける事が重要




・活動性病変の評価が重要


・活動性病変の部位は?
⇒CT、SPECT-CTでは不明
⇒DWI(拡散強調画像では黒く(水分子の動きは鈍い領域)では表示されている
・骨化評価の評価が重要
・ホルモン治療効果ありで骨化(CT、SPECT-CTの白い領域)
⇒問題はない
・病変増悪で骨化(活動性病変:DWIの黒い領域)
⇒問題があるので新たに治療が必要

■『骨化の評価』に全身拡散強調MRI/DWIBS法が優れている
・去勢抵抗性前立腺がんの治療効果を測定する上で優れた画像診断
⇒腫瘍の信号(がんの領域)の活動性を反映
⇒非放射線画像診断であるので反復して検査(経過観察)が出来る


・去勢抵抗性前立腺がんの治療効果を測定(全身拡散強調MRI/DWIBS法)
⇒治療が奏功すると
⇒がん組織が破壊され、がん領域が小さくなるのを評価する画像診断
⇒水分子の拡散速度が小さい段階(右図 赤丸の黒い領域)から
⇒拡散速度が大きくなる段階(右図 赤丸の黒い領域の縮小:治療後3ヵ月後)

<参考情報>



・正常組織である『脳脊髄液』
⇒水分子が動きやすい(拡散速度 大)

・非正常な組織である『脳梗塞領域』・『がん領域』
⇒水分子が動きにくい(拡散速度 小)

注:判読しやすくする為、白黒反転をして非正常な組織である『脳梗塞」「がん」の領域を表示
出典:サブタイトル/⑤-4-2-9.DWIBS(背景抑制広範囲拡散強調画像)検査~従来のMRI、PET-CTとの違い~

■全身拡散強調MRI/DWIBS法で活動性領域を診断事例
・PSA値上昇傾向時
⇒1回目診断:病変(活動領域)の確認⇒ホルモン治療⇒PSA値低下
⇒2回目診断:病変(活動領域)の確認⇒放射線治療⇒5カ月間PSA進行値低下

・23名のオリゴ転移に対する『標的放射線治療』結果



出典:https://www.youtube.com/watch?v=kZg8WIgQGiI オリゴ転移前立腺がんに対する標的放射線治療 吉田 宗一郎 Cancer Channel
■再発(PSA値上昇)
・PSMA-PET(保険外診療:自己負担/¥25万円(税込))
⇒小さな病変を検出できる
⇒具体的な行動・意識決定が出来る
※CT、骨シンチでは検出できない小さな病変


■PSMA-PET検査
・初期病気診断をより正確に
⇒再発部位をより正確に診断
・PSMA-PETによるPSAの値<0.5未満
⇒再発の発見率:約40%
注:再発の閾値(手術:0.2,放射線:2.0)
※PSMAーPETとは前立腺ガン特異タンパク質を検出するPET検査

・事例
・CTではリンパ節転移が発見できず
⇒PSMA-PETでは矢印部の転移部位を発見
※全医者が待ち望んでいる検査



■放射線治療の選択肢が取れる
・ガン細胞の部位が特定できる
⇒ガン細胞の部位が特定できなければホルモン療法になる

■講演2「治療選択の迷いどころ、限局がんと転移がんの狭間を探る」
井上 貴博(三重大学医学部附属病院 腎泌尿器外科 教授)

■限局ガンの2~3割が再発
・転移が発見できない

■病理学的指標(再発しやすいガン細胞)
・Gribriformといわれる
⇒顔つき悪いガン細胞
・IDCP
⇒前立腺にガン細胞がさぁっと入り込む

■全摘手術前に既に転移
・IDCPありの再発率
⇒3年後:48.6%
⇒5年後:55%

■グレード5(グリソン分類)場合でも再発が高まる因子
・断端陽性
⇒前立腺の切断部の端部にガン細部がある
・生検ガン陽性率≧47.2%
⇒生検で10本の針の内5本がガン細部あり

■グレード5の予後不良比較
・断端陽性と生検ガン陽性率≧47.2%の両方の因子を持っている場合
⇒全摘手術前に転移を起こしていると推測される



■全身MRI(DWIBS)による検査事例(保険収載)

■全身MRI(DWIBS)ならガン細胞が発見できた
・従来の画像検査:骨シンチで発見できないガン細胞
⇒限局ガンと判断していた
⇒既に脊椎に転移していたのを見逃していた
※転移部には放射線治療に関する前向き臨床試験(三重大)


■PSMAとは
・ガン特異タンパク質
⇒ガンの診断に有効になる
⇒正常の前立腺では発現しない
⇒前立腺ガンになると発現する

■PSMAに狙いを定めた放射線薬品の開発

■PSMA-PET検査
・初期病気診断をより正確に
⇒再発部位をより正確に診断
・PSMA-PETによるPSAの値<0.5未満
⇒再発の発見率:約40%
注:再発の閾値(手術:0.2,放射線:2.0)
※PSMAーPETとは前立腺ガン特異タンパク質を検出するPET検査

■事例

■放射線治療の選択肢が取れる
・ガン細胞の部位が特定できる
⇒ガン細胞の部位が特定できなければホルモン療法になる

■手術後の補助放射線療法 vs 早期救済放射線療法 ランダム比較調査
・差は無かった
⇒PSAが上昇してきたら治療するとなっているが
⇒参加者に特性が雑多(放射線治療を必要とする/しない)な為
⇒整理された患者特性で比較調査する必要がある
※このランダム比較調査は海外の事例である

<参考情報>

■生検で中・高リスクと判定された場合の病期診断


■全身MRI(DWIBS)

・全身MRI(WB-MRI/DWIBS)
⇒保険適用
※全身MRI(WB-MRI/DWIBS)が出来る施設は極めて限られている。
・PSMAーPETは保険適用ではない
⇒従来分からなかったガンが確認できる
※PSMAーPETとは前立腺ガン特異タンパク質を検出するPET検査
⇒海外で普及している
出典:出典:講演1「これだけは知っておきたい、前立腺がんの診断と治療」 成田 伸太郎(秋田大学医学部附属病院 泌尿器科 准教授)
■転移ガン
・従来は全身治療=ホルモン治療の一択だったが
⇒より詳細に分析して適切な治療を検討

■転移・再発ガンは多様な集団
・自分がどのマトリクスに位置にいるかを知る必要がある

■去勢抵抗性ガンになる確率(左図)と生存率(右図)比較
・紫色:初診時から転移がある人
・根治治療後オリゴ(少数ガン細胞)転移と
⇒根治治療後多数転移では
⇒大きな差がある

■根治を目指せる人の可能性も(?)
⇒根治治療後オリゴ(少数ガン細胞:1個~2個)転移の人

■DNA解析
・WNTシグナルやDNA修復機能遺伝子の変異
⇒骨転移や臓器転移が多い

■再発(PSA値上昇)
・PSMA-PET(保険外診療:自己負担/¥25万円)
⇒小さな病変を検出できる
⇒具体的な行動・意識決定が出来る
※CT、骨シンチでは検出できない小さな病変

■転移部位への局所療法の意義
・転移の少ない人
⇒積極的に放射治療・手術を行う動きが出ている
⇒ホルモン療法の開始時期を遅らせる

■転移数が少ない(初診時転移あり)人
・従来はホルモン治療の一択であったが
⇒前立腺に局所的放射線治療による延命効果が期待できる

■放射線治療の選択肢が取れる
・ガン細胞の部位が特定できる
⇒ガン細胞の部位が特定できなければホルモン療法になる





■PSMA-PET検査
・初期病気診断をより正確に
⇒再発部位をより正確に診断
・PSMA-PETによるPSAの値<0.5未満
⇒再発の発見率:約40%
注:再発の閾値(手術:0.2,放射線:2.0)
※PSMAーPETとは前立腺ガン特異タンパク質を検出するPET検査

・事例
・CTではリンパ節転移が発見できず
⇒PSMA-PETでは矢印部の転移部位を発見
※全医者が待ち望んでいる検査


