■放射線治療選択前の検査の質を高める&再発(PSA値上昇)
・PSMA-PET(保険外診療:自己負担/¥30万円程度)
⇒小さな病変を検出できる
⇒具体的な行動・意識決定が出来る
※CT、骨シンチでは検出できない小さな病変


■PSMA-PET検査
・初期病気診断をより正確に
⇒再発部位をより正確に診断
・PSMA-PETによるPSAの値<0.5未満
⇒再発の発見率:約40%
注:再発の閾値(手術:0.2,放射線:2.0)
※PSMAーPETとは前立腺ガン特異タンパク質を検出するPET検査

・事例
・CTではリンパ節転移が発見できず
⇒PSMA-PETでは矢印部の転移部位を発見
※全医者が待ち望んでいる検査



■放射線治療の選択肢が取れる
・ガン細胞の部位が特定できる
⇒ガン細胞の部位が特定できなければホルモン療法になる

■放射線の間接作用(活性酸素の発生)によるDNA損傷

2023年10月1日開催 「前立腺がんセミナー2023 札幌 : 患者・家族の集い」 講演3:「放射線治療の進歩と現状について」 北海道がんセンター 放射線治療科 放射線診療部長 西山 典明
■more008:前立腺癌の放射線治療
主催:一般社団法人がん医療の今を共有する会(ACT)


■前立腺は動く




■N・M分類
・リンパ節に転移:N分類
・他臓器の転移(骨等):M分類


■放射線治療
・治療方針の見通しについて
⇒放射線治療後7年時点の非再発率

出典:サブタイトル/⑤-4-3-2-2-1.オペレーション能力(患者側も排便・排ガス、膀胱貯め協力を含む)&『自分にあった治療選択をするために知っておきたい 転移がない前立腺がんの放射線治療を中心に解説』~大船中央病院 放射線治療センター センター長 鶴貝 雄一郎~
■IMRT(強度変調放射線治療)
・ある方向(矢印マーク)の照射において
⇒放射線の線量(強度)を変更できる
⇒正常組織をえぐる形で病変に照射


■VMAT=回転原体照射+IMRT

■50%以上の線量分布比較

■90%以上の線量分布比較
・IMRT:直腸に重なる部分が少ない










■低リスク・中間リスク群・高リスクにおけるUHH(超寡分割照射)の推移



■後ろ向き調査結果





■前立腺は動く


■位置精度を高める方法
・金属マーカー

■前立腺と直腸が接している

■前立腺と直腸の間に何か挿入出来るなら



■異なるビームを束ねる
・ブラッグピークは点
⇒点を面に広げる拡大ブラックピーク
⇒ガン細胞領域に照射する

■ガン細胞を破壊する能力
・粒子線は放射線の倍の破壊力がある
・ガン細胞内の酸素が少ないと
⇒放射線は効果が低下する
⇒粒子線は効果が維持出来る


■ビームを打つ方向を減らせる効果
・2次発ガンの減少
⇒被ばくする体積に差がある

■講演3「前立腺がん、知ってほしい放射線治療の今」 青木昌彦




■前立腺は動く
・前立腺の周囲1㎝を含めえ照射する必要がある
⇒照射量は70Gyが限度

■1990年代の改善策

■2000年代の改善策

■2010年代の改善策


■照射回数の比較
・通常分割も寡分割も有意差が無い

■更なる照射回数の低減
・サイバーナイフ:5回照射

■ガイドラインでは

■副作用
・急性期反応と晩期反応
・予防策
⇒IMRTを推奨

■IMRTの(強度変調放射線治療)の成績
・IMRT vs 3D-CRT

■直腸障害対策
・Space OAR(ハイドロゲル)
⇒10秒程度でゼリーの注入完了
⇒7年程前に製造承認

■3か月間保持(8週の放射線治療に余裕)、6ヵ月後加水分解で消失

■重粒子線治療
・Bragg peak(ブラッグ・ピーク)
⇒身体表面からの照射深さに制限が加えられる
⇒ビームの寸止めが出来る











■処方線量の届く距離が短い
・シードでは2~5㎜
⇒前立腺と直腸の距離が2~3㎜


■前立腺の体積測定

■前立腺ガンが発生しやすい辺縁部に高い照射が出来る

■適応外患者
・大きな前立腺





■BEDを200Gy達成する為に
・シード+外部照射

■高リスク前立腺ガン:BED>200Gy
・3者併用治療(短期ホルモン療法 vs 長期ホルモン療法)
⇒累積PSA再発率、累積PSA再発率+死亡率、累世遠隔転移率、全生存率比較
⇒相違は無かった
⇒長期ホルモン療法は不要になる?
⇒遠隔転移を抑えられる可能性も





■転移
・3つの区分





■今後期待される治療法
・リガンド(受容体)に結合
※mRNAのようなイメージ?

■ルテチウム:FDA承認
※数年後に日本でも承認の期待もされている

